
検査では異常がないのに、めまい・不眠・だるさ・息苦しさが続いている方へ
自律神経の不調(めまい・不眠・だるさ・息苦しさ)
自律神経の不調は「見えない部分の働き」が乱れている可能性があります
めまい・不眠・倦怠感・息苦しさ・頭の重だるさなど、
“検査では異常なし” と言われても続く不調があります。
これらは決して気のせいではなく、
身体の深層で 神経・内臓・膜(ファシア)・呼吸・頭蓋・顎関節(TMJ) が静かに乱れている状態かもしれません。
当院ではこうした “原因が特定しづらい不調” を身体全体のつながりから評価していきます。
病院で検査をしても「異常なし」。
それでも、めまい・眠れなさ・息苦しさ・慢性的なだるさが続いている。
このような不調は、決して気のせいでも、年齢のせいでもありません。
身体の内部で、神経・呼吸・内臓・頭蓋といった
“見えない働き” のバランスが静かに乱れている可能性があります。
このページでは、
医療では説明されにくい自律神経の不調を、
身体全体のつながりという視点からお伝えします。
自律神経が乱れる本当の理由
一般的な検査では映らない部分
自律神経の不調は、
単に「ストレス」や「気のせい」で起こるものではありません。
実際には、
頭蓋・顎・呼吸・内臓・姿勢・筋骨格といった
身体の深い部分の連動が少しずつ崩れた結果として、
めまい・不眠・息苦しさ・だるさなどの症状が現れていることが多くあります。
① 頭蓋(クラニオセイクラル)の微細な動きの乱れ
頭蓋は一枚の固い骨ではなく、
呼吸とは別に 一次呼吸(頭蓋リズム) と呼ばれる
ごく繊細な動きを持っています。
ストレスや姿勢の癖、無意識の食いしばりが続くと、
このリズムが鈍くなり、
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深く休めない
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思考がまとまりにくい
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朝から疲れている
-
眠りが浅い
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といった状態が起こりやすくなります。
特に、後頭骨・側頭骨・蝶形骨まわりの緊張は、
迷走神経の出口である頭蓋底に負荷をかけると考えられており、
自律神経の安定に影響します。
② 顎関節(TMJ)の負担が頭蓋底と神経に影響する
食いしばりや歯ぎしりが強い方では、
顎の筋緊張が側頭骨・蝶形骨に伝わり、
頭蓋底の動きが制限されやすくなります。
頭蓋底には、迷走神経をはじめとする重要な神経が通るため、
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めまい
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息苦しさ
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頭の締め付け感
-
首・肩の強い緊張
といった症状につながることがあります。
顎の問題は自覚されにくいものの、
自律神経の不調を抱える方の多くに関与しています。
③ 横隔膜の硬さによる呼吸の浅さ
横隔膜は、呼吸の要であると同時に、
迷走神経の大きな通り道でもあります。
ストレス、姿勢の偏り、内臓の疲労によって
横隔膜が硬くなると、
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呼吸が浅い
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息苦しい
-
夜に身体が休まらない
-
不安感が強くなる
といった自律神経の乱れが起こりやすくなります。
④ 内臓(漿膜)の滑走性低下と神経反射
内臓は漿膜という膜に包まれ、
呼吸に合わせて前後左右に静かに動いています。
この 滑走性 が低下すると、
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胃腸の不調
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みぞおちの圧迫感
-
息苦しさ
-
首・肩の緊張
といった 内臓体性反射 が起こり、
自律神経のバランスが乱れやすくなります。
当院の考え方
当院では、
頭蓋・顎・内臓・呼吸・姿勢・筋肉・骨格のつながりを
ひとつの生命システムとして捉えています。
当院が大切にしている4つの視点
🟣 頭蓋と顎のリズムから整える
(クラニオセイクラル/TMJの観点)
後頭骨・側頭骨・蝶形骨、そして顎(TMJ)まわりの緊張を
穏やかに緩め、頭蓋底の可動性を回復させることで、
迷走神経が働きやすい静かな状態へと導きます。
🟣 内臓の動きと圧のバランス
(漿膜・滑走性の観点)
内蔵に関わる膜、靭帯など全ての固さや滑走を整え、
内臓体性反射を穏やかにすることで、
呼吸の深まりと姿勢の安定につなげます。
🟣 呼吸・姿勢・筋骨格・神経反射をひとつに捉える
横隔膜を含む体幹、肋骨、背骨、骨盤、筋肉の連動を整え、
特定の部位に負担が集中しない
無理のない身体の使い方を取り戻します。
その結果として、
自律神経のバランスが自然に安定していきます。
このような自律神経の不調でお悩みの方が来院されています
期待できる変化
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呼吸が深くなる
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頭の重さが軽くなる
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眠りやすくなる
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めまいが安定する
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朝の倦怠感が減る
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顎の緊張が軽減する
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胃やみぞおちの圧迫感が減る
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緊張しやすさが和らぐ
まとめ
病院で改善しなかった方へ
これまで改善しなかったのは、あなたの身体が弱いからではありません。
単に、「評価されていなかった部分」があっただけかもしれません。
当院では、症状だけを見るのではなく、身体全体のつながりと反応を丁寧に読み取り、無理に変えず、自然に整っていく条件を整えていきます。
身体は、ひとつの生命システムです
自律神経の不調は、
「どこか一つ」が原因なのではなく、
頭蓋・顎・内臓・呼吸・姿勢・筋骨格
それぞれの連動が崩れた結果として現れます。
当院では、そのつながりを丁寧に読み取り、
身体が本来もつ「整う力」 が働き出す条件を整えていきます。
よくある質問(FAQ)
Q1. 病院で「異常なし」と言われました。それでも大丈夫ですか?
はい。
当院では、検査では映りにくい 身体の機能的な働き に着目しています。
医療行為ではないため、安心して受けていただけます。
Q2. 顎や頭蓋は本当に自律神経と関係がありますか?
臨床では非常によく関連が見られます。
顎の緊張 → 頭蓋底の硬さ → 迷走神経への影響
という連動が起こりやすいためです。
Q3. 施術は痛くありませんか?
強く押したり、骨を鳴らす施術ではありません。
繊細な部位ほど、やさしい刺激で反応が起こります。
Q4. 何回くらいで変化しますか?
数回で変化を感じる方もいますが、
状態や背景によって個人差があります。
無理な回数の提案は行いません。
Q5. 薬を飲んでいても大丈夫ですか?
はい。
薬と干渉することはありません。
注意事項
当院の施術は、医学的な診断・治療を目的とした医療行為ではありません。
レントゲン・MRI・血液検査では判断が難しい
身体の機能的な乱れに着目し、
身体の自然な回復力を引き出すための補助的ケアです。
必要に応じて、医療機関での検査や診断との併用をおすすめしています。

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