
肩こり・首こり|倉敷市の整体院 円命堂
肩こり・首こりは、生活習慣・姿勢・筋疲労のほか、
身体の幅広い要因が関係すると考えられています。
「肩だけを整えても戻ってしまう」方へ
肩こり・首こりのケアを受けてきた方の中には、
「その場では楽になるが、しばらくすると元に戻る」
という経験を繰り返している方も少なくありません。
整体の視点では、
肩そのものではなく 身体の使われ方や支え方 に
負担の偏りが見られるケースがあります。
このような場合、
肩や首は「悪くなった場所」というより、
全身のバランスを保つために頑張らされている場所
として緊張が集まっていることがあります。
当院では、一般的な筋肉へのアプローチに加え、
姿勢・呼吸・体液循環・自律神経のバランスなど、身体全体の働きにも着目 しながらケアを行っています。
医療のような診断は行いませんが、
整体として可能な範囲で、お身体の状態を丁寧に確認し、
負担がかかっている部分や動きの癖を一緒に整理していきます。
肩こりが起こりやすくなる要因
肩こりにはさまざまな要因が関連すると言われています。
以下は、整体の視点から多くみられるパターンです。
① 筋肉の疲労・緊張
長時間の同じ姿勢や、繰り返しの作業によって、
首・肩まわりの筋肉に負担が蓄積すると、
張りやすくなる傾向があります。
特に僧帽筋などは、日常的に負担を受けやすい部位のひとつです。
② 姿勢・運動パターンの乱れ(上位交差パターン)

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この図のように、首の前側が弱く、肩まわりが過緊張すると、
頭部前方位が固定され、首肩への負担が増えます。
デスクワークやスマートフォンの使用で
頭が前に出る姿勢になると、首や肩に負担がかかりやすくなります。
これを一般的に「上位交差パターン」と呼び、
使いすぎの筋肉と働きにくくなる筋肉が偏ることで、
張りが続きやすい状態につながることがあります。
肩こりが「結果」として現れることもあります
姿勢や動作の乱れが続くと、
首や肩が本来担う以上の役割を
引き受ける状態になることがあります。
この場合、肩こりは
原因そのものではなく、
身体全体のバランスの乱れが表に出たサイン
として現れている可能性があります。
③ 呼吸の浅さ・胸郭の動きの低下

横隔膜は首の筋肉とも関連があり、呼吸の浅さが首肩の緊張につながることがあります。
呼吸が浅く胸郭の動きが小さくなると、
首や肩まわりに負担がかかりやすくなるケースがあります。
特に横隔膜まわりの緊張は、
首・肩の動きに影響しやすいとされています。
④ 自律神経の影響(ストレス・生活リズム)

ストレスや生活リズムの乱れは、
筋肉の張りを感じやすくする要因となる場合があります。
心理的ストレスと肩の張りには関連があるとされ、
リラックスできる時間を持つことも重要です。
⑤ 体液循環(血液・リンパ)の滞り
長時間同じ姿勢が続くと、
首・肩まわりの循環が滞りやすくなることがあります。
筋肉がほぐれにくい状態や、重だるさを感じる場合には、
こうした循環の問題が関係していることも考えられます。
※医学的な診断や治療ではありません。
当院の肩こりケアの特徴
当院では、次のような観点から
肩こり・首こりに関わるお身体の状態を確認し、
負担が減るような整え方を目指します。
① 姿勢・動作の評価
姿勢や動作の癖を確認し、
負担がかかりやすいポイントを把握します。
② 呼吸の働き・胸郭の動きをチェック
呼吸の動きや胸郭の柔軟性は、
首肩の緊張に関連しやすい部分です。
③ 全身のバランス(筋・膜の滑走など)の確認

筋膜の滑走性や、身体全体の動きの連動をチェックします。
これにより、肩だけでなく全身の調和を重視したケアが可能になります。
④ 内臓周囲の緊張を“整体的な視点で”確認
※内臓を治療するものではありません。
※診断行為には該当しません。
内臓の周囲には多くの筋膜・神経が走行しており、
その緊張が身体の動きに影響することがあります。
整体として触れられる範囲で、
周囲の張りや動きの硬さを確認し、
身体の連動がスムーズになるようサポートします。
⑤ 身体の支持・使われ方の偏りを確認
肩や首に負担が集中している場合、
体幹や下半身の支持が十分に働いていないことがあります。
当院では、
肩こりを首・肩だけの問題として完結させず、
立ち方・座り方・体重の乗り方など、
身体全体の使われ方も含めて確認します。
マッサージで改善しなかった方へ
マッサージやストレッチで一時的に楽になるものの、
すぐに元に戻ってしまう場合、
-
身体の支え方
-
無意識の緊張
-
呼吸や姿勢の癖
といった 肩以外の要素 が関係していることがあります。
当院では、「肩をゆるめる」こと自体を目的にせず、肩が頑張らなくていい身体の状態を一緒に探していきます。
このようなお悩みの方が来院されています
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肩・首の張りをなんとかしたい
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デスクワークで肩が重くなる
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マッサージでは一時的にしか楽にならない
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呼吸が浅い感じがする
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姿勢が気になる
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身体のつながりを含めて丁寧にみてほしい
※結果には個人差があります。
あわせて読んでいただきたい視点
肩こり・首こりが続いている方の中には、次のような要素が関係しているケースもあります。
▶ 背中のこり・痛み
体幹の支持が弱い場合、
肩に負担が集まりやすくなります。
▶ 顎の違和感・食いしばり
無意識の緊張は、
首や肩の張りと関連することがあります。
▶ 自律神経の不調
緊張が抜けにくい状態では、
筋肉の張りを感じやすくなります。
▶ 眠りが浅い・不眠傾向
回復の質が低下すると、
肩の重さが残りやすくなります。
▶ 機能回復運動の重要性
整えた身体を維持するために
欠かせない考え方です。
※すべての方に当てはまるわけではありません。
見えない背景には、解決できる理由がある
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肩こり・首こりが長く続くとき、
「筋肉だけをほぐしても、また戻ってしまう」
そんな負担の引き受け構造が
身体の深いところで固定されていることがあります。
それは単なる疲労ではなく、
姿勢・呼吸・膜の連動・神経反射・体幹の支持バランスといった
複数の要因が静かに絡み合ってつくられた
“あなた固有の不調パターン”が背景にあるためです。
当院では、強く押したり矯正するのではなく、
**肩や首が頑張らなくていい身体の条件**を丁寧に評価し、
あなたに合う改善の順序と施術計画をご提案します。
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あなたに必要な解決工程を確認する
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- あなたの不調パターンを確認する
- 改善ロードマップを見る
- 改善事例を確認する
- 全身連動の評価を申し込む
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まずはご相談から
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肩こり・首こりは原因も変化のペースも人それぞれです。
「また同じことの繰り返しにならないか不安」
「なぜ戻るのかをきちんと理解したい」
「本当に改善につながるケアを受けたい」
そんな思いを丁寧に受け止めながら、
今のあなたのお身体を、私が責任をもって評価します。
どんなに小さな違和感でも遠慮なくご相談ください。
注意事項
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当院は医療機関ではありません
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診断・治療行為は行いません
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病気そのものを治すことはできません
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改善を保証するものではありません
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より専門的な検査が必要な場合は医療機関を推奨します
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