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足裏の痛みが戻る人に多い、食生活の共通点

  • 3月28日
  • 読了時間: 3分
足裏に内臓反射が出る写真

この記事は「足裏の痛みが取れないとき、"足以外"を見るという視点」の続編です。


足裏に内臓反射が出るという話を踏まえた上で、なぜその反射が抜けにくいのかを食生活の観点から掘り下げます。


足裏の痛みで来院される方に、施術の前に少し食生活の話を聞くことがあります。

すると――甘いものをよく食べる、清涼飲料をよく飲む、という習慣が出てくることが少なくありません。

※過剰摂取:1日のうちに、甘いジュースを1本飲み、お菓子を1回食べる」

という習慣が毎日続いているなら、それは身体にとって『過剰』なサインである可能性が高い。


足と食事は関係ないように思えます。

しかし、足裏には内臓の機能的な負荷が反射として現れる部位が複数存在します。

食生活が内臓への負荷を慢性的に高め続けると、その出力先のひとつが足裏になることがあります。


甘いものとリン酸過剰、そして腎臓


菓子・清涼飲料・加工食品を食べるイメージ

日本の市販の菓子・清涼飲料・加工食品には、リン酸塩(リン酸ナトリウム、ポリリン酸など)が広く使われています。

食感の改善、保存性の向上、甘みの調整――さまざまな用途で添加されています。


このリンは、腎臓から排泄されます。

腎機能そのものに異常がなくても、慢性的にリン負荷がかかり続ける状態は、腎臓への機能的な負担として蓄積していきます。


腎臓の機能的負荷が続くと、足裏の湧泉(足裏中央やや前方)周囲に硬さや圧痛が出やすくなることがあります。


表面をほぐしても戻る、深部の硬さが抜けない――こうした訴えの背景に、この経路が関与していることがあります。



甘いものは3つの臓器を同時に叩く


甘いお菓子のイメージ

甘いものの過剰摂取の問題はリン酸だけではありません。

脾軸への負荷 糖質の過剰摂取は脾胃への機能的負荷と直結します。


足裏では太白・公孫(母趾球内側〜舟状骨周辺)のテンション残存として現れやすく、内側縦アーチの沈み込みや引っ張り感に関与することがあります。


肝軸への負荷 添加物の処理は肝臓の解毒負荷を増やします。

足裏では大敦・行間(母趾側・趾間部)の圧痛、右足裏外側の硬結として出やすい傾向があります。


つまり糖の過剰摂取で、腎・脾・肝の3軸に同時に負荷をかけることになります。

足裏のどこに症状が出るかは、その人のどの臓器負荷が優位かによって変わってきます。


反射が続く理由


施術で一時的に足裏の硬さが変化しても、食生活が変わらなければ内臓への負荷は継続します。負荷が続く限り、反射出力も続きます。


これが「ほぐしても戻る」「施術後は楽だが数日で元に戻る」という経過の一因になることがあります。

足裏だけを変えようとしても変わりきらない理由のひとつです。


当院で確認していること


足裏の硬さが抜けにくい方に対して、湧泉・太白・大敦周囲の圧痛反応を確認することがあります。

どの軸に反射が強く出ているかを評価することで、身体全体のどこに介入が必要かの手がかりになります。


同時に、食生活についても確認します。

「甘いものをよく食べますか」「清涼飲料はどのくらい飲みますか」という問いは、足裏の状態を読む上での重要な情報です。


足裏の症状は、足だけの問題ではないことがあります。

身体の内側で何が起きているかを、足裏が教えてくれていることがあります。


身体の反応が、答えです。



関連リンク:

足裏の痛みが取れないとき、"足以外"を見るという視点 / 足底筋膜炎踵の痛みについて詳しく読む

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