画像診断には映らない「痛みの震源地」を探す旅(3)腸管膜(Mesentery)と腰痛の深い関係
- 1月21日
- 読了時間: 3分
腸管膜(Mesentery)と腰痛の深い関係

「腰のマッサージを受けても、すぐに痛みが戻ってしまう」
「慢性的な腰痛があり、実は便秘気味でもある」
もしあなたがそのような状態なら、その腰痛の原因は「背中」ではなく「お腹(腸)」にあるかもしれません。
今回は、意外と知られていない「腸管膜(ちょうかんまく)」と腰痛・ヘルニアの深い関係についてお話しします。
腸を支える膜が、腰を引っ張っている?
私たちの腸は、お腹の中で浮いているわけではありません。「腸管膜」というカーテンのような膜によって、背骨にぶら下がるように支えられています。

解剖学的に見ると、この腸管膜は腰椎2番(L2)から始まり、右の骨盤(右腸骨窩)に向かって斜めに走っています。
ここで重要なのが、この膜の「根元」がどこに付着しているかです。
実は、腰椎4番・5番(L4-L5)の前面にしっかりと付いています。
ご存知の方も多いかもしれませんが、L4-L5は腰椎椎間板ヘルニアの好発部位(最もなりやすい場所)です。
「冷え」と便秘が、「見えない力」を生む
では、なぜ腸管膜は硬くなってしまうのでしょうか?
大きな原因の一つが、便秘や腸の不調(炎症)です。
そして、もう一つ見逃せない大きな要因が「冷え」です。
お腹が冷えると、腸の動きが悪くなり便秘がちになるだけでなく、腸を包んでいる腸管膜そのものの血流も悪くなり、硬く縮こまってしまいます。
冷えて硬くなったバターを想像してみてください。
あのような状態がお腹の中で起こり、柔軟性を失った腸管膜が、身体の内側から腰椎(特にL4-L5)を強烈な力で引っ張り続けてしまうのです。
これが、慢性痛やヘルニアを引き起こす「隠れた要因」です。
外側から筋肉をほぐしたり、腰を温めたりしても痛みが取れないのは、内側(お腹)の冷えと、それによって常に引っ張られている緊張(テンション)が解除されていないからかもしれません。
身体が「戦う姿勢」になっていませんか?
お腹の奥にこのような「冷え」と「緊張」があると、身体は無意識のうちに防御反応を示し、常に「戦う姿勢」をとってしまいます。
これでは、どんなに休んでも疲れが取れず、痛みも抜けません。
当院(総合整体院 円命堂 倉敷店)が目指すのは、単に「痛みのある場所を治す」ことではありません。
腸管膜のような深部の癒着や緊張、そしてその根本にある「冷え」を解消することで、身体全体の連動を取り戻すこと。
そして、身体の免疫機能が正しく働くための「基盤」を整えることです。
変化は静かに起こります
お腹が温まり、緊張が緩み、腰椎への「引っ張る力」が消えると、身体には静かな変化が訪れます。
眠りが深くなる
呼吸が深く戻ってくる
全身の無駄な力みが消える
手足の先までポカポカしてくる
それが、身体が整い始めた最初の確かな手応えです。
「長年の腰痛はもう治らない」と諦める前に、一度「お腹の冷えと状態」に目を向けてみませんか?
ここ倉敷の施術室で、安心して身体を預けられる、温かい空間をご用意してお待ちしています。
ご予約・お問い合わせは、当院の予約ページよりお進みください。
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