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♯0画像診断が届かない、隠れた4つの経路

3月21日
読了時間: 2分

なぜ腰痛・骨盤帯痛は検査で異常がなく、治療しても戻る

「レントゲンでもMRIでも異常なし、と言われた」

「整体に通っているが、しばらくすると戻る」

「仙腸関節を施術してもらうと楽になるが、また痛くなる」

こういった経験のある方は少なくないと思います。


「異常なし」でも痛みが続く理由


画像検査が見ているのは、骨・椎間板・神経の圧迫といった構造的な異常です。

しかし実際の痛みの多くは、構造よりも血流・神経の興奮性・腹腔内の圧力・自律神経の緊張といった機能的な変化から生じていることがあります。

腰と骨盤の痛みを4つの経路から図解したイラスト

これらは画像には映りません。

円命堂では、慢性的な腰痛・骨盤帯痛を引き起こしうる経路として、主に4つの軸を観察しています。


4つの軸


① 血流軸


① 血流軸:門脈→内椎骨静脈叢

肝臓の血流が滞ると、門脈→内椎骨静脈叢という経路を通じて、神経根や脊髄に影響が及ぶことがあります。

朝起きてから少し動くと楽になる腰痛に関係していることがあります。


② 硬膜軸


② 硬膜軸:頭蓋底→仙骨の連続張力

頭蓋底から仙骨まで連続する硬膜にテンションが生じると、上からの張力として腰仙部に影響が及ぶことがあります。

首・頭・腰が同時に辛い方に関係していることがあります。


③ 自律神経軸


③ 自律神経軸:下腹神経叢の過緊張

骨盤内の自律神経の集約点である下腹神経叢が過緊張になると、骨盤内臓器の平滑筋が慢性的に緊張し、仙腸関節まわりへの圧が取れなくなることがあります。

施術で一時的に楽になっても繰り返す骨盤帯痛に関係していることがあります。


④ 腹腔内圧軸


④ 腹腔内圧軸:横隔膜→腸管膜テンション

横隔膜の機能低下により腹腔内圧が不安定になると、腸管膜のテンションや腰椎の負荷パターンが変化することがあります。

姿勢を意識しても腰痛が改善しない方に関係していることがあります。


経路は重なる


複数の経路が少しずつ閾値を超えた状態が重なって、初めて「痛み」として感じられる

これらの軸は互いに独立しているわけではありません。

一つが乱れれば他にも影響が及び、複数の経路が少しずつ閾値を超えた状態が重なって、初めて「痛み」として感じられるようになることがあります。

複数の経路が少しずつ閾値を超えた状態が重なって、初めて「痛み」として感じられる

逆に言えば、一つ一つの閾値を下げていくことで、痛みが出にくい状態に近づいていく

これが当院での施術の考え方の根本にあります。

複数の経路が少しずつ閾値を超えた状態が重なって、初めて「痛み」として感じられる

どこか一つを「原因」と断定するのではなく、身体の反応を観察しながら施術を組み立てています。


身体の反応が、答えです。

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