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食後の眠気の仕組み
食後の眠気対策|みぞおちを潰さない座位姿勢

食後の強い眠気(食後に集中できない)でお悩みの方へ|総合整体院 円命堂 倉敷店

食後に、急にまぶたが重くなる。
頭がぼんやりして、仕事や勉強に集中できない。


「眠いのは自分のせい」「食べすぎただけ」と片付けたくても、毎日のように起きると不安になりますよね。

 

食後の眠気は、単なる気合や意思の問題ではありません。
多くの場合、血糖の変動・自律神経の切り替え・呼吸の浅さ・循環(血液の配分)・内臓の負担が連動して起きています。

 

当院では、症状を「一時的に上げる」のではなく、食後に落ちる身体の条件をほどき、回復へ向かう“順序”を見立てることを重視します。

 

こんな症状はありませんか

(チェック)

  • 食後30分〜2時間に強い眠気/ぼんやりが出る

  • 甘い物・菓子パン・麺類のあとに特に強い

  • 眠気と一緒に、だるさ/頭重感/目のかすみが出る

  • 食後に動悸、冷や汗、手の震え、焦りが出ることがある

  • 夕方に強い甘い物欲求が出る(反動が来る)

  • 食後、姿勢が崩れて呼吸が浅くなる

  • 胃もたれ、膨満感、げっぷ、便通の乱れがある

  • 「寝不足ではないのに」食後だけ落ちる

  • 食後の運転や会議がつらい

 

まず医療評価を優先すべきケース

(重要)

次がある場合は、整体より先に医療機関での確認をおすすめします。

  • 体重減少、強い倦怠感が続く、発熱

  • 多飲多尿、極端なのどの渇き

  • 失神、胸痛、強い動悸、息切れ

  • 症状が急に悪化した/日常生活が破綻している

  • 糖尿病・甲状腺疾患などの指摘がある、または疑いがある

 

食後に眠くなる“原因”

は一つではありません

1)血糖の乱高下

(いわゆる「反動」)

糖質中心の食事、早食い、間食が多い、ストレスが強いなどで、食後の上下動が大きくなり、眠気・だるさ・集中力低下が出やすくなります。

 

2)自律神経の切り替えが「落ちすぎる」

食後は消化のため副交感神経が働きます。
しかし、普段から胸郭が硬い/呼吸が浅い/首肩が過緊張だと、切り替えが極端になり、**眠気として“落ちる”**形で出ることがあります。

 

3)循環の配分ミス

(脳が省エネになる)

消化器へ血流が集まるのは自然です。
ただし、下肢の筋ポンプ(ふくらはぎ〜足関節)が働きにくいと、循環が不利になり、食後にぼんやりが強くなる方がいます。

 

4)内臓の負担が高く、呼吸が止まる

(横隔膜が動かない)

胃腸が張りやすい、猫背でみぞおちが潰れる。
この状態では横隔膜が動きにくく、呼吸が浅くなって眠気が強く出やすくなります。

ここからが「食事・油脂」の核心(いただいた内容を反映)

 

食後の眠気を悪化させやすい

「油」の見分け方

食後の眠気で悩む方は、まず「糖」だけでなく、油の種類と入り込み方(加工食品の構造)を見直す価値があります。

 

最優先で頻度を下げたいのは

「工業的トランス脂肪酸」

工業的トランス脂肪酸は、主に 部分水素添加油(PHO)などの加工で生じ、心血管リスクと関連することが知られています。WHOは摂取量を総エネルギーの1%未満に抑えることを推奨し、工業的トランス脂肪酸の排除(REPLACE)を推進しています。

 

EUでは工業的トランス脂肪酸に 「脂肪100gあたり2g」の上限を設けています。
米国でも、主要な供給源になりやすい 部分水素添加油(PHO)を食品から排除する規制が進められてきました。

 

現場での見分け方(実務)

 

日本では脂肪酸の表示は任意項目であるため、実務上は原材料名で判断するのが現実的です

(栄養表示の基本項目はエネルギー等が中心)。

 

次の語が多い食品は、まず頻度を下げてください。

  • ショートニング

  • マーガリン/ファットスプレッド

  • 「植物油脂」表記が目立つ菓子パン・焼き菓子・スナック(頻回摂取になりやすい)

 

「炒める・揚げるとトランス脂肪酸になる?」

への正確な整理

高温の加熱・揚げ調理で、油脂中の脂肪酸が変化し、微量のトランス脂肪酸が増える可能性は研究で報告されています。
ただし、一般的に問題になりやすい主因は、家庭調理の油よりも、加工食品や業務用で使われる油脂の構造(PHO等)と摂取頻度です。ここを外すと、対策がブレます。

 

パーム油は「加工食品で増えやすい油」

本質は“総量と頻度”

パーム油は脂肪酸組成として 飽和脂肪酸が約半分とされ、加工食品で使われやすい油の一つです。
ここで重要なのは「単一の油=即アウト」と断定することではなく、菓子パン・スナック・カップ麺・惣菜・外食の頻度が上がるほど、油と糖の総量が積み上がり、食後の反応(眠気・だるさ)が出やすくなる、という構造です。

 

「小麦+油+砂糖」の組み合わせが、

食後の眠気を作りやすい

菓子パン、ドーナツ、デニッシュ、ケーキ、スナック類は、構造として
精製炭水化物(小麦)+油脂+砂糖が重なりやすく、食後の上下動や眠気を引き起こしやすい土台になります。

 

「無添加」でも、量と頻度が積み上がれば同じ現象は起こり得ます。
まずは “毎日/毎食の菓子パン・焼き菓子”を減らす。ここが最短で効きやすい入口です。

 

同じものを食べても平気な人

崩れる人がいる(体質差)

食後の反応は、食事内容だけでなく 体力・代謝・冷えやすさ・炎症傾向・ストレス耐性で出方が変わります。
東洋医学では「実証/虚証」「熱証/寒証」のように体の傾向を分類して捉えます。

 

ここで大事なのは、“誰かの正解”を当てはめることではなく、
あなたの体の反応(眠気・だるさ・胃腸・冷え・むくみ)を基準に微調整することです。

むくみと小麦の観点

(必要な部分だけ、断定せずに)

臨床的に、小麦製品(特に菓子パン類)を控えると、むくみや重だるさが軽くなると感じる方がいます。
ただし、原因は「小麦だけ」とは限らず、塩分・糖質量・睡眠・活動量・加工度・摂取タイミングなど複合要因になり得ます。

 

当院では、症状と生活に照らして「何をどの程度減らすのが一番効率的か」を一緒に決めます。

施術パート(円命堂の強みとしてまとめ)

 

当院の評価の考え方—眠気を

「結果」として捉える

 

食後の眠気は、脳だけの問題ではなく、身体の条件が揃って起きる“結果”です。

 

当院では次の順で見立てます。

1)落ちる「タイミング」と「条件」を特定

  • 食後すぐ/1〜2時間後

  • 小麦・砂糖・油脂が重なると強いか

  • 座位・運転で強いか/歩くと軽いか

  • 併発(動悸、冷汗、頭重、胃もたれ等)

 

2)呼吸・胸郭・頸部の過緊張

(切り替えの詰まり)を評価

  • 横隔膜の動き

  • みぞおち〜肋骨の可動性

  • 首肩の防御反射

 

3)内臓の負担と腹圧

(胃腸が張る条件)を整理

  • 胃の張り、膨満、便通

  • 食後の姿勢(前かがみ・猫背)

  • みぞおち周囲の硬さ

 

4)循環(下肢ポンプと足関節)を確認

  • ふくらはぎの反応

  • 足関節の可動性と支持

  • 立位・歩行での疲労の出方

 

施術の方針

落ちすぎない体へ

当院は、強い刺激で無理に交感神経を上げるのではなく、
切り替えの偏り(落ちすぎ/詰まりすぎ)を減らし、自然に戻る条件を作ります。

  • 胸郭・横隔膜・みぞおちのスペース確保

  • 首肩〜背部の過緊張をほどく

  • 内臓の動きと腹圧の逃げ道を整える

  • 下肢・足関節の機能を回復させ循環を取り戻す

  • 必要最小限の機能回復運動で再学習

 

機能回復運動

(ほとんどの方に必要です)

施術で一時的に良くなっても、食後に崩れる姿勢・呼吸が戻れば再発しやすくなります。
当院では状態に合わせて、次を最小限で処方します。

  • 食後に潰れない座り方(骨盤・肋骨・顎)

  • 横隔膜が動く呼吸の再学習(短時間)

  • 足関節〜下腿のポンプ再起動(歩行の質)

 

ご自宅でできる対策

(最初の一手)

  • 食後2〜3分だけ歩く(強い運動は不要)

  • 食後は みぞおちを潰さない座り方に変える

  • 早食いをやめる(噛む回数を増やす)

  • 菓子パン・焼き菓子など「小麦+油+砂糖」を “毎日”にしない

  • 原材料に ショートニング/マーガリン/ファットスプレッドが多い食品は頻度を下げる(できる範囲で十分)

 

よくある質問(FAQ)

Q. コーヒーでごまかしてもいい?

 

A. 一時的に上がっても、反動が強くなる方がいます。眠気の条件が残ると繰り返します。

 

Q. 反応性低血糖でしょうか?

 

A. 可能性はあります。

ただし血糖だけで説明できない例も多く、呼吸・循環・姿勢・内臓負担も含めて整理します。

 

Q. 油を全部やめればいい?

 

A. “ゼロ”ではなく、問題になりやすいのは 加工食品で入り込む油脂と頻度です。

まずはここを現実的に減らすのが効果的です。

WHOも工業的トランス脂肪酸の排除を推進しています。

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