
外反母趾|形を戻すより、まず「痛み」と「歩きやすさ」を取り戻す
外反母趾は「親指の変形」だけの問題ではありません。
当院の臨床では、外反母趾があるのに、膝も股関節も腰も“完全に平気”な方はほとんどいません。
そしてもう一つ大事なことがあります。
親指が悪いのではなく、足指が使えない状態が痛みを作ります。
また、外反母趾の痛みは、足だけの問題として単純化できないことがあります。
足指の関節の変形や、膝・股関節・腰の負担が重なっていると、
痛みの出方が複雑になるため、当院では全体の連動を前提に優先順位を整理します。
当院が重視するのは、形の矯正ではなく、
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親指の付け根の痛みを減らす
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立つ・歩くときの負担を減らす
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膝・股関節・腰へ広がる“かばい”を減らす
この3つを、現実的に狙える順序で整えていくことです。
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こんなお悩みはありませんか
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親指の付け根が痛い/靴が当たる
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立つ・歩くと痛みが増える
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足裏が疲れやすい/ふくらはぎが張る
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膝や股関節、腰までつらくなってきた
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インソールやテーピングをしても戻る
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足の指で踏ん張れない/地面をつかめない感じがある
外反母趾とは(簡単に)
外反母趾は、親指の付け根の関節(親指の根元)が内側へ出っ張り、親指が外側へ向きやすくなる状態です。
この“出っ張り”が靴に当たったり、歩くたびに体重が集中したりして痛みが出ます。
ただし、外反母趾は「親指の形」だけで起こるわけではありません。
背景には、足の土台がうまく働かないことが重なっているケースが多くあります。
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外反母趾がつらくなる理由|
足の「土台」が崩れ、親指が負担
足には本来、体重を受け止めて分散し、衝撃を吸収する「土台の仕組み」があります。
一般に「土踏まず」と呼ばれる部分も、その一つです。
ところがこの土台が弱ると、
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足指で踏めない(地面をつかめない)
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足裏のどこか一部に体重が集中する
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親指の付け根が“耐え続ける場所”になる
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かばって膝・股関節・腰に負担が移る
という流れが起きやすくなります。
つまり外反母趾の痛みは、親指そのものより、
歩くたびの荷重の偏りが作っていることが少なくありません。
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当院がまず確認するポイント
(順序)
当院では外反母趾を「親指だけ」で判断しません。次の順番で見ます。
1)足指が使えているか
外反母趾がつらい方の多くは、足指がうまく使えず、踏ん張れません。
踏めない分、親指の付け根に負担が集中しやすくなります。
2)足首が固くなっていないか(捻挫の影響も含む)
足首が固いと、歩くたびに足の中がねじれやすく、親指側に無理が出ます。
昔の捻挫がきっかけで、足の安定が落ちたままの方も少なくありません。
3)膝・股関節・骨盤が、足の負担を増やしていないか
足の崩れは、上(膝・股関節・腰)にも影響します。
ここが崩れていると、足を整えてもすぐ戻りやすいため、必ず一緒に見ます。

当院の考え方
形より「痛みを減らす条件」を作る
外反母趾の変形そのものは、状態によっては元に戻しにくいことがあります。
しかし、痛みは「負担のかかり方」が変わるだけで軽くなることがあります。
当院では、外反母趾を次のように考えます。
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変形した骨を無理に戻すことより
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足指が使える/土台が働く/荷重が分散する
この条件を作ることが、結果として痛みを軽くする近道になる
当院のアプローチ
3つの柱(ここが外反母趾の要点)
① 足部の調整(まず“ねじれ”と“硬さ”をほどく)
過剰に頑張っている場所は緩め、動きが止まっている場所は動かします。
痛い矯正や、無理に形を戻すようなことを目的にしません。
② 股関節・骨盤の調整(上から足を助ける)
足だけ整えても、上(股関節・骨盤)が崩れていれば歩けば戻ります。
体重の乗り方を支える“上流”も整え、足の負担を減らします。
③ 運動療法(必須)
外反母趾は、最終的には「使えていない筋肉を使えるようにする」必要があります。
特に、足指・足裏・足首を支える筋は日常でサボりやすいので、正しいやり方で再教育します。
当院ではこれを 「機能回復運動」として、あなたの状態に合わせて段階的に組み立てます。
期待できる変化(目指す変化)
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親指の付け根の痛みが出にくくなる
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立っている・歩いているときの負担が減る
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足指で地面を捉える感覚が戻る
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膝・股関節・腰の“かばい”が軽くなる
※変形そのものを戻すことを保証するものではありません。
目的は、痛みと歩行負担を減らし、日常が楽になることです。
医療機関の受診を優先すべきケース(重要)
次の場合は、まず整形外科等での評価を優先してください。
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強い腫れ・熱感が続く
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安静でも痛い/夜間痛がある
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急に悪化した(外傷後など)
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しびれや感覚異常が進む
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糖尿病などで足の感覚が落ちている(傷・感染のリスク)
当院は医療機関ではなく、診断や治療は行いません。
医療の評価と並走しながら、生活動作の負担を減らすサポートを行います。
よくあるご質問
Q. どのくらい通えば良いですか?
状態によって異なります。まずは「足指の使い方」「荷重の偏り」「上流の支え」のどこが優先かを整理し、必要な回数と間隔をご提案します。
Q. インソールやテーピングはした方がいいですか?
合う場合もありますが、それだけでは戻りやすいことがあります。
当院では「足が自力で支えられる条件」を作るために、運動療法を重視します。
次の一歩(出口)
外反母趾は、歩き方・荷重・足指の使い方を整えることが土台です。
まずは機能回復運動のページをご覧ください。
🔽歩き方・荷重の再学習 → 機能回復運動
(必要な方は)
🔽膝がつらい → 変形性膝関節症
🔽股関節がつらい → 変形性股関節症
🔽腰がつらい → 慢性腰痛
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まずはご相談から
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外反拇指は回復速度も一人ひとり異なります。
ほとんどの場合、膝痛、股関節痛、腰痛、肩こりも合わせて施術する必要があります。
ご自身で判断しようとせず、どんなに小さな違和感でも
一度お気軽にご相談ください。
私が責任をもって現在の状態を丁寧に評価します。
ご予約・お問い合わせ
「本当に治したい」「痛みから解放されたい」
そんな思いを丁寧に受け止めながら、
あなたの身体が“整う条件”を一緒に整えていきます。
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