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ORTHOSTATIC DYSREGULATION

​起立性調節障害(OD)

朝が動けないのは、
「怠け」ではありません。

起きたいのに、起き上がれない。
立つとつらく、午後になると少し動ける。

そのつらさを、気持ちの弱さで片づけません。
医療での評価と治療を大切にしながら、呼吸・身体の緊張・日常の動きに残る負担を、一緒に整理します。

医療での評価・治療を大切にご本人と保護者の相談無理のない時間帯から

ORTHOSTATIC DYSREGULATION

午後に動けることは、
朝も動ける証拠ではありません。

起立性調節障害(Orthostatic Dysregulation:OD)は、立ち上がったときなどの血圧や心拍数の調節がうまく働かず、立ちくらみ・動悸・頭痛・だるさなどが起こる病気です。思春期に多く、午前につらく、午後に軽くなる方がいます。

 

夕方に笑えたことや、好きなことに取り組めたことだけで、朝のつらさを否定しないことが大切です。症状には波があり、同じ人でも時間帯や日によって動ける範囲が変わります。

 

一方で、朝起きられない原因がすべてODとは限りません。貧血、心臓や甲状腺の病気、睡眠の問題、薬の影響なども含め、まず小児科や内科などで確認します。

​

​

○起きたいのに、起き上がれない

○頭痛・動悸・だるさが続く

○立つとふらつく・気分が悪い

○学校や仕事への不安が重なる

WHAT HAPPENS WHEN WE STAND

「低血圧」だけでは、
説明できないことがあります。

立つと、重力の影響で血液が下半身などに移動します。通常は、血管の収縮や心拍数の調節などが働き、脳へ血液を届ける状態を保ちます。ODでは、この調節に不具合が生じます。

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起立時の一般的な仕組みを簡略化したものです。個人の血流やODの病型を示す検査図ではありません。

起立直後に血圧が下がる方、血圧が大きく下がらなくても心拍数が増える方、立ってしばらくしてつらくなる方など、経過は一様ではありません。病型や重症度は医療機関で評価します。

安静時の血圧や一度の採血に異常がなかったことだけで、起立時の調節まで問題ないとは判断できません。必要に応じて新起立試験などを行い、検査と日常生活の両方から確認します。

MEDICAL CARE FIRST

まず医療で、
確認しておきたいこと。

診断がまだの方は、子どもは小児科、成人は内科などへご相談ください。循環器や睡眠など、症状に合う専門科の評価が必要な場合もあります。円命堂ではODの診断、新起立試験による病型判定、薬の処方・調整は行いません。

今すぐの対応が必要な状態

 

意識が戻らない、呼吸がおかしい、強い胸痛や呼吸困難が続く場合は、119番へ。運動中や横になっているときに失神した場合、失神に胸痛・強い動悸を伴う場合、頭を打って反応がおかしい場合も、救急対応を優先してください。​

早めに医師へ相談したい変化

 

急な悪化、食事や水分が取れない状態、意図しない体重減少。失神から回復した場合も医療機関で原因を確認し、繰り返す失神や、学校生活・仕事に支障が続く状態を、整体の相談だけで済ませないことが大切です。

ENMEIDOU’S CLINICAL VIEW

診断名に加えて、
今の身体の負担を見ます。

円命堂では、受診状況や日常の困りごとを伺ったうえで、胸郭・腹部・頭頸部・足元を必要に応じて評価します。どこを触るかよりも、どの姿勢や動きで負担が増え、どの条件で軽くなるかを確かめます。

内臓膜や頭頸部を確認するのは、併存する張り・痛み・動きにくさを整理するためです。触診だけで自律神経機能や脳血流を測定したり、膜の硬さをODの原因と判定したりすることはできません。

​

01
呼吸・胸郭・横隔膜

 

息を止めずに休めるか。肋骨や胸腹部が、無理なく動くか。深呼吸を強要せず、楽な呼吸で確かめます。
 

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02
腹部・内臓を包む膜

 

食後の張り、腹部の不快感、姿勢との関係を確認します。内臓の病気や血流の異常を触診で診断するものではありません。

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03
頭頸部・顎まわり

 

首肩を持ち上げたままになっていないか。食いしばりや後頭部の緊張が、休みやすさを妨げていないかを見ます。

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04
足元・下肢・身体の支持

 

足をついて座れるか。立つときに力みすぎないか。安全な範囲で、支え方や動き出しの負担を確認します。

ASSESS → COMPARE → REASSESS

「楽になった」を、
次の確認につなげます。

最初に、その日の状態と取り組める範囲を共有します。座れない日は無理に座位を続けず、ふらつきが強い方へ立位保持を求めません。

CARE, MOVEMENT & DAILY LIFE

穏やかな施術から、
日常で使える動きへ。

身体へのケアと、医療で行うODの治療をつなげて考えます。整体によるODそのものへの有効性は確立していません。当院では、併存する身体の負担と動作の変化を個別に確認します。

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01|穏やかな徒手ケア

 

胸郭・腹部・頭頸部などを必要に応じて確認し、強く押すことや急な矯正に頼らず対応します。呼吸のしやすさ、首肩の張り、休みやすさを施術前後で比べます。

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02|FMT:無理の少ない動作

 

FMT(当院の機能回復運動)では、支えて座る、座位で足首を動かす、可能なら短く立つなど、取り組める課題を選びます。回数や立つ時間を一律に決めず、息苦しさやふらつきが増す場合は中止して見直します。

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03|生活の中で再確認

 

取り組んだ後、いつもの状態に戻るか。夕方に動けた翌朝、負担が増えていないか。簡単な記録をもとに、活動と休息の配分を調整します。

NUTRITION & OUR CARE POLICY

施術と、食生活の改善。
両方に取り組むことを大切にしています。

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当院では、起立性調節障害を改善したいという特定のご相談において、施術と食生活の見直しを一体として考えています。特に未成年の方については、ご本人と保護者がこの方針を理解し、日々の食生活の改善に取り組んでいただくことを、施術をお受けする条件としています。

 

これは、これまでの臨床経験を踏まえ、食生活への取り組みを欠かせないものと位置づけているためです。施術だけを続け、食生活の課題をそのままにする進め方は、当院ではお受けしていません。

​

一方、日々の疲労回復や身体のメンテナンスを目的とする方には、通常どおり施術を行っています。起立性調節障害であることだけを理由に、食生活の改善を施術の条件とすることはありません。

​

初回には、普段の食事内容・量・時間、間食や飲み物、小麦・乳製品・油・甘いものの摂り方まで詳しく伺います。成長に必要な栄養と食事量を確保しながら、見直す内容をご本人・保護者と共有します。

「食生活は変えず、整体だけで改善してほしい」というご希望には対応していません。ご予約前に、当院の方針をご確認ください。

​必要な医療での評価・治療を継続しながら、施術と日々の生活の両方に取り組める方をお受けしています。

FOR FAMILIES & SCHOOLS

「行けたか」だけで、
一日を評価しない。

起き上がって水分を取れた。家族と食卓に座れた。短い時間、好きなことに取り組めた。登校や出勤以外の変化も、本人の生活にとって大切な前進です。

遅れて登校する、保健室を利用する、立ち続ける場面を減らすなど、主治医の意見と本人の希望をもとに、学校や職場へ必要な配慮を相談します。保護者だけで結論を急がず、本人の困りごとや望んでいることを一緒に確認します。

 

不安や落ち込みがあるときも、身体症状を気のせいとして扱いません。必要に応じた心理的な支援と身体の治療は、どちらも大切です。

​

​今日は何ができた? より、
今日は、どんなときがつらかった?
​

起立性調節障害(OD)で朝起きられないのは怠けではない。

「朝起きられない、立つとふらつく――その背景にあるもの」

起立性調節障害(OD)朝が動けないのは「怠け」ではありません

QUESTIONS & ANSWERS

よくあるご質問

FEES FOR HIGH SCHOOL STUDENTS

来院を考える前に、
料金と初回の流れをご確認ください。

高校生(18歳)までの料金

初回は、経過を伺う時間と、身体の動きを確認する時間を含みます。その日の状態と反応を踏まえ、施術や動作練習を進めます。

初回セッション

 

6,600円(税込)

 

機能評価+施術
所要時間の目安:50〜60分以内

 

初回料金の内訳
施術料4,400円+初回問診・検査料2,200円

初回問診・検査:20〜30分以内
施術:20〜30分以内

※初回のみ検査料2,200円を含みます。

通常施術

 

4,400円(税込)

 

機能評価+施術
施術時間の目安:20〜30分以内
コース契約・回数券制度は設けていません。

施術や治療を、
回復のゴールにしない。

朝の時間が、責められる時間から、
身体の状態を伝えられる時間へ。

​

通院できたこと、その場で軽くなったことに加えて、食事・着替え・入浴・学習・仕事・外出が、どれくらいの負担で続けられるかを見ます。回復を急かさず、本人が選べる活動を少しずつ増やしていきます。

 

調子がよい日に予定を詰め込み、翌日を寝て過ごすことが続くなら、活動量を見直す手がかりになります。本人の感覚、生活の記録、医療での経過を合わせて、その人に合う進め方を考えます。

お悩み別ガイド

肩こり・頭痛・腰痛・膝痛・足の不調・自律神経・睡眠のお悩み別ガイド
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